「墓じまい」と気遣い

年齢を重ねてくると、若いころは苦ではなかったことがそうでもなくなるということはないでしょうか。     

「ちょっと実家に帰ってくるよ」と県外の実家に帰っていた若いころがなつかしくなることはないでしょう か。 

子供のころ育ったふるさとがなつかしくなり、帰ってみたいけど帰る口実が見つからない。          かと言って、 一人で帰るのは大変だし・・・                                

こういった時に「墓参りに行く」というのは理解が得られやすい恰好の口実になります。             

しかし、「墓じまい」でふるさとにお墓がなくなった。ということは大変さみしいことだと思います。     

「墓じまい」をする際は、菩提寺や新しい受け入れ先などに相談したり、証明書や許可証などの取得をしたり と大変ご苦労も多いかと思います。                                        

ただ、こういった手続きに直接関与しない親族の方々に対しても、事前のご相談を行い、同意をしていただき 心の整理をしていただくということは必要ではないでしょうか。

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